第45代アメリカ合衆国大統領
ニューヨーク市クイーンズ区で生まれ、1971年に不動産事業を父親から引き継いだ。ブルックリン、マンハッタンといったニューヨーク中心部で事業を拡大する傍ら、テレビ番組のプロデューサーや司会者としても人気を博した。2016年に民主党のクリントン候補を破って大統領に当選すると、「アメリカ・ファースト」を掲げて大胆な内政・外交政策をリードした。国内政策では、「Make America Great Again」をスローガンに掲げ、規制改革、インフラ整備、オピオイド危機対策、教育改革を実施。外交政策では、「アブラハム合意」をはじめとした歴史的な中東和平や、中国との不公平な貿易関係の是正に努めた。日本との関係においては、安倍晋三首相と先進国首脳のなかでもっとも親密な関係を築いたため、日米関係はかつてない強固さに達した。